デザインパターン|通販LPでよく使われる基本構成
通販LPを初めて作るとき、多くの初心者が迷うのは「どこからどう書けばいいのか」という点です。商品の魅力を伝えたい、実績をアピールしたい、でもどこを強調してどこを省けばいいのか分からない……。ネットで検索しても「〇〇のLPが売れる!」といった断片的な情報が多く、構成の全体像が浮かびにくいのが現状です。
実は、売れる通販LPにはよく使われる基本的な流れがあります。これは「LPデザインパターン」と呼ばれ、多くの成功事例から導き出された「読者の心の流れ」に沿った構成です。毎回ゼロから考えるのは時間も労力もかかりますが、この型をまず理解しておけば、後は商品の特徴に合わせて調整するだけでOK。初心者の方はまず、この基本の流れを覚えることが、売れるLP制作の第一歩になります。
以下では、通販LPでよく使われる基本構成を、実際の流れに沿って詳しくご説明します。
買い手の心の動きに合わせたLPの流れ
通販LPは、単に情報を並べる場所ではなく、「買い手の心理ステップ」を丁寧に追う設計が必要です。一般的には、以下の6段階の流れが効果的とされています。
1. 問題・悩みの共有
2. その解決策としての商品紹介
3. 実績・信頼性の提示
4. 具体的な効果・メリットの描画
5. 価格と購入のメリット
6. 最終的な行動促進(購入ボタン)
この流れに沿って構成することで、読者は自然に「この商品を買うのが当然」と感じ始めます。
たとえば、ヘルスケア商品のLPでは、次のような展開がよく見られます。
まず冒頭で「忙しくて栄養が偏りがち」「夕食はコンビニで済ませがち」といった日常の悩みを共有。次に「それ、実は体に深刻な影響を及ぼしているかもしれません」と共感を誘い、商品が「その悩みを根本から解決するための栄養補給手段」として登場。その後、医師の監修実績や1万人以上の利用者データを提示し、信頼性を高めます。さらに「朝の体調がスッキリ」「疲れが翌日に残らない」といった具体的な変化を描写し、価格帯と「今なら初回限定〇%オフ」などの特典を提示。最後に「今すぐ試してみる」というボタンを配置——という流れで構成されています。
通販LPの基本構成要素と配置順
では、実際のLPではどのようなセクションを、どのような順番で配置すべきでしょうか。以下が、多くの成功LPで採用されている基本構成です。
1. ヒーローセクション(冒頭)
→ 商品名と「解決する悩み」を一目で伝えるキャッチコピー。見出し+サブコピー+画像(または動画)で構成。
2. 共感セクション
→ 「あなたはこんなことで悩んでいませんか?」と、具体的な悩みを羅列。読者が「まさにそれ!」と感じるように、言葉選びが重要です。
3. 解決策(商品紹介)セクション
→ 共感した悩みを「この商品で解決できます」と導き出し、商品の特徴・機能・仕組みを分かりやすく解説。
4. 実績・信頼性セクション
→ 医師・専門家監修、販売実績、メディア掲載、受賞歴など、第三者による信頼の証を提示。
5. 口コミ・体験談セクション
→ 実際のユーザーの声を紹介。写真や動画付きの声が特に効果的。
6. 特典・価格セクション
→ 通常価格と今だけの特別価格を比較表示。付属特典(ガイドブック、返品保証など)もここで明記。
7. FAQセクション
→ 購入をためらわせる「よくある疑問」に丁寧に回答。返品条件、使用方法、副作用の有無など。
8. 最後のCTA(行動喚起)セクション
→ 「今すぐ試す」「限定特典を受け取る」など、最終的なボタンを配置。場所は画面下部だけでなく、途中にも再配置すると効果的。
この構成は「問題→解決→証拠→行動」という、人間の意思決定プロセスを意識して設計されています。
初心者が陥りがちな3つの失敗ポイント
LPを自作する際に、初心者が陥りやすい失敗もいくつかあります。これらを避けることで、制作効率と成果が大きく変わります。
・情報過多で読み手が迷う
商品のすべての機能を詰め込みすぎると、肝心の「何が解決できるのか」が不明確になります。LPは「1つのことを1つだけ」に集中させましょう。
・実績の提示が曖昧
「安心の実績」と書くだけでは説得力がありません。「累計販売数12,400個」「医療機関100カ所で使用中」など、具体的な数値で示すことで信頼感が高まります。
・購入ボタンの配置が弱い
「今すぐ購入」ではなく「今だけ特別価格で試す」など、行動を促す言葉を工夫し、画面の右下だけでなく、スクロール途中にも配置。視線の流れに沿って、2〜3カ所に配置するのが理想的です。
今日からできる3つのアクション
では、実際にLPを作り始めるにあたり、今日からできる具体的なステップを3つご紹介します。
1. 成功しているLPを「構成分析」する
amazonや楽天市場の商品ページ、または人気オンラインサロンのLPなどを開き、「ここはなぜこの順番で書かれているのか?」を意識して読み解いてみましょう。特に「共感→解決」のつながりが上手なLPは参考になります。
2. 自分のLPの「型」を紙に書く
ノートに8つのセクション(ヒーロー・共感・解決策・実績・口コミ・価格・FAQ・CTA)をリストアップし、それぞれに「何を書くか」を簡潔にメモ。これだけで、全体の流れが可視化されます。
3. 最初の1ページは「最小構成」で公開する
「すべてを完璧にしたい」と考えると、着手が遅れます。まずは「共感+商品紹介+購入ボタン」の3セクションだけの簡易版を作成し、公開。その後、実績セクションやFAQを追加して改善していきましょう。
LP制作は「完成」を待つのではなく、「公開して改善する」ことが成功への近道です。
まとめ:基本の型をまず学び、商品に合わせて調整する
通販LPの構成は、決して「魔法のようなテクニック」ではありません。多くの成功事例から導き出された、読者の心の動きに沿った設計です。最初から完璧なLPを作ろうとせず、まずは「ヒーロー→共感→解決→行動」の4段階の流れを押さえ、各セクションに必要な情報を埋めていくのがコツです。
今日の行動として、次の3つを実行してみてください。
・成功LPを1つ選び、「構成の流れ」をノートにまとめなおす
・自分の商品の「共感ポイント」と「解決策」を、1文ずつ書き出してみる
・LP作成ツール(例:Carrd、Cocoon、WordPressテーマなど)で、最小構成のテンプレートを用意する
この3つのステップを踏めば、明日にはLPの骨組みが完成しているでしょう。売れるLPは、偶然ではなく設計の結果です。まずは型を学び、実践して、少しずつ自分なりのアレンジを加えていきましょう。

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