5-1必要なものを準備する|通販LP制作前にそろえる素材
あなたは、通販LPを作りたいと決意して、いざ始めようとしたとき「何から手をつければいいか分からない」と感じたことはありませんか?
特に初心者の方は、デザインソフトを開いて「まずは画像を貼ろう」「次は原稿を書こう」と思っても、実際には商品の写真も、価格も、特典の内容も、まだ整理されていない状態で作業を始めがちです。
その結果、制作途中で「この画像、もっと良いものがないかな?」、「特典の説明、もう少し魅力的にしたい」と、繰り返し手戻りが発生し、制作期間が延びてモチベーションも下がってしまう…という状況に陥りやすくなります。
通販LPは、ただ「デザインが綺麗」であれば売れるというものではありません。
「信頼性」「明確な価値提案」「読者の不安解消」が売上を左右し、これらはすべて制作前の素材準備の質に大きく依存します。
そのため、制作を始める前の準備段階で、最低限必要な情報を網羅的に整えておくことが、スムーズな制作と、結果としての conversion(コンバージョン)向上に直結します。
以下では、通販LP制作前に必ずそろえておくべき素材と、その整理のポイントを具体的にご説明します。
通販LP制作に不可欠な7つの基本素材
LP制作にあたって、まず最低限、以下の7つの素材を整理しておきましょう。どれか1つでも欠けていると、制作が滞る可能性が高くなります。
1. 商品画像(白背景・使用シーン・細部)
→ 商品そのものの写真は、白背景のものと、実際に使っている様子の写真の2種類は必要です。また、素材感やサイズ感を伝えるための拡大写真も1枚は用意しておくと◎
例:「無添加スキンケアクリーム」であれば、白背景の製品写真+蓋を開けた状態+チューブから出たクリームの質感を撮影した写真
2. 商品の原稿(キャッチコピー・導入文・特徴説明)
→ ただ「良い商品です」という抽象的な説明ではなく、「30代の乾燥肌の人が1週間使ったときの肌水分量が32%向上(当社検査)」といった具体的な効果を明記できる原稿があると、読者の信頼を得やすくなります。
3. 価格・割引情報・特典内容
→ 価格は「通常価格:5,980円(税抜)→ 今なら初回限定3,980円(税抜)」というように、明確な価格帯と条件を記載できるようにしておきましょう。特典も「初回購入者限定で、専用マッサージツールを無料プレゼント」など、誰が、いつまで、何をもらえるのかを整理しておく必要があります。
4. ロゴデータ(高解像度の画像ファイル)
→ ロゴは、白黒とカラー、背景あり・なしのバリエーションがあると、LP内の配置に応じて柔軟に対応できます。また、SVGやEPSなどのベクターデータがあれば、拡大しても劣化せず、高品質な表示が可能です。
5. 口コミ・レビュー(画像付きが望ましい)
→ 実際の利用者の声は、特に「初回購入を迷っている」層にとって、決定的な説得力を持ちます。文字だけでなく、写真付きの口コミがあると信頼度が大きく上がります。
例:「30代・主婦・子供のアレルギーが改善しました」+実際の使用後の肌の写真
6. 保証・返品ポリシー
→ 「安心の365日返金保証」など、リスクを排除する要素があると、購入への心理的ハードルが下がります。保証の期間・条件・適用範囲を明確にし、その文言をLP内に記載できるように準備しておきましょう。
7. ブランド・企業情報(代表者名・理念・歴史)
→ 小さなブランドでも、「2015年創業」「天然由来成分100%にこだわる」というストーリーがあると、信頼性が増します。代表者からのメッセージや、企業理念の文言も、LPの「会社概要」や「ブランドページ」で活用できます。
素材が揃っていないと起こる3つの失敗パターン
では、これらの素材を準備せずに制作を進めると、どのような問題が起きるのでしょうか。ここでは、実際に制作現場でよく見られる失敗事例を3つご紹介します。
1. 制作の途中で画像を再撮影・再編集することになり、制作期間が2〜3週間延びる
→ 例えば、商品の白背景写真がなく、制作途中で「この写真では白背景が不完全」と指摘され、再撮影に時間がかかるというケースがあります。1枚の写真の再撮影に1週間かかることも珍しくありません。
2. 原稿の修正が頻繁に発生し、デザイナーと編集担当の負担が増える
→ 「最初はこう書いたけど、もっとemotion(感情)を入れたい」「数字をもう少し明確にしたい」と、原稿を何度も修正すると、デザイン側も都度調整が必要になり、コストと時間がかさみます。
3. 特典や価格の変更が最後に判明し、デザインを一から修正せざるを得なくなる
→ 「実は特典を追加することになった」と制作中盤で判明すると、LP全体の構成を見直す必要が出てきます。特に「今だけ」や「限定」などの時間的制約がある特典の場合、修正の猶予がなければ、LPの信頼性そのものが損なわれる可能性もあります。
これらの失敗を防ぐためには、制作開始前に「チェックリスト形式」で素材を確認・準備しておくことが非常に効果的です。
素材準備のための3ステップチェックリスト
では、具体的にどのように素材を準備すればよいのか、実際の手順を3ステップでご説明します。
ステップ1:「最低限必要な項目」をリスト化する
→ 商品画像・価格・特典・口コミ・保証内容など、LPに必ず記載すべき項目をまずは洗い出します。このリストは、制作中も参照できるように、ExcelやGoogleスプレッドシートで管理すると便利です。
ステップ2:各項目ごとに「現在の状態」と「必要な追加作業」を記録する
→ 例:「商品画像:白背景写真は3枚あり。使用シーンの写真は現状0枚。追加で撮影が必要」のように、現状把握を明確にします。
ステップ3:「担当者・締切」を設定して、作業を分担する
→ 画像は外部のカメラマンに依頼、原稿はマーケティング担当が作成、口コミはSNSから収集…など、誰がいつまでに何を終えるかを明記しておけば、スケジュール通りに進みます。
このチェックリストは、制作中も「この項目、準備できているかな?」と確認できるため、制作の停滞を未然に防ぐことができます。
今日からできる3つの簡単な準備アクション
制作の準備は、大が小を兼ねるわけではありません。むしろ、まずは「小さな一歩」を積み重ねることが、大きな成功につながります。
今日からすぐにできる3つのアクションをご紹介します。
1. スマホで商品の写真を3枚撮る
→ 白背景で撮影できない場合は、白い紙や布を背景に、自然光の下で撮影するだけでも大きく改善されます。まずは「現状の画像」を整理するところから始めてみましょう。
2. 競合LPを3つ探し、「特典・保証・口コミ」の表現をメモる
→ 自分の商品と比較しながら、読者にとって「安心・納得」できる表現を学びましょう。例えば、「返品無料」というよりも「1年以内であれば、開封済みでも全額返金」という明確な表現の方が信頼感が高まります。
3. 最低限の原稿フレームを作成する
→ 「導入文:○○様、お疲れ様です。○○の悩みを、○○で解決しませんか?」というように、まずは簡単なテンプレートを作り、そこに具体的な情報を埋めていくと、原稿作成が格段に楽になります。
これらのアクションは、それぞれ5分〜15分程度で完了しますが、1つでも実施すると、制作への「心理的ハードル」が大きく下がります。
まとめ:今日、1番最初にやるべきことは?
通販LP制作の成功は、デザインの美しさではなく、「準備の丁寧さ」にかかっています。
制作を始める前に、上記の7つの素材が揃っているか、チェックリストで確認し、足りない分は具体的なアクションに落とし込む——この1つのステップが、制作の停滞を防ぎ、質の高いLPを生み出す基盤になります。
今日の1番最初の行動は:スマホで商品の写真を3枚撮って、フォルダに整理する
→ たったこれだけの作業でも、「実際に商品がある」「今、この商品を売る」という現実感が高まり、制作意欲が一気に向上します。
準備が整えば、あとは制作チームと連携し、スムーズにLPを形にしていくことができます。
準備は「面倒」ではなく、「成功への最短ルート」です。
今この瞬間から、一歩踏み出してください。

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